Anju Gurung

手編みのオブジェ

Anju Gurungの作品画像

毛糸、針金、フェルト | Φ1000mm | 2015 – 2023   撮影:冨田了平

私は、元々チベットから来た仏教徒のグルング族で、26歳の時に、慣習に習って同じ部族の夫と結婚しました。結婚前、私は、カトマンズで美容師として働き、傍ら布地を買って来ては花束を作ったり、ぬいぐるみを作ったりして販売もしていました。息子が生まれたのをきっかけに、夫と私は日本に移住しました。その後息子を日本に呼び寄せ、落ち着いた頃に娘を授かりました。
生まれてくる娘が喜んでくれるよう、そして、両親が仕事中に一人でも楽しく遊べるように毛糸を使って遊具を作りました。歩き始めてからは、小物が入るポーチも作りました。娘は8歳になりましたが、今でも私の手作りのポーチを使ってくれています。

協力:Art Lab Ova

ARTIST

Anju Gurung

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公募展「It’s Not a Cultural Showcase, but a Window to the Soul」

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