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仲町の家での上映スケジュールを公開しました
2021.12.11
多国籍美術展
仲町の家 映像展示「消息の記録/岩井成昭(2007-2017)」
IMM東京主宰の美術家・岩井成昭は、1990年代から100Hummings(1994)、Dialogue(1996-2000)、Light Sleep(2009) など、国内外の多文化環境を対象に取材したインスタレーション作品を制作してきました。本展では、それらのインスタレーション作品とは別に、岩井が2007年から2017年までに実施したさまざまなリサーチプロジェクトやワークショップ、演劇作品に提供した映像等の中から、特に移動や移住のプロセスや異文化間の断層によって不意に意識化される「消息」に言及した作品を選出し、上映プログラムを構成しました。
上映プログラム
<プログラムA> 約111分
1『不随意の共同体―現代家族』(2008-09)
2『Journey to be continued -続きゆく旅-』(2017)
<プログラムB> 約101分
3『Self-portrait by the others』(2018)
4『多文化共生プロジェクト 2012 顔・ペルソナ』可児市文化創造館 Ala 公演のための映像 (2012)
2『Journey to be continued -続きゆく旅-』(2017)
上映場所
会場:仲町の家(東京都足立区千住仲町29-1)※火〜木曜休み
上映スケジュール
12/11(土)
13:00-14:51 <プログラムA>
15:10-16:51 <プログラムB>
17:10-19:01 <プログラムA>
12/12(日)
13:00-14:41 <プログラムB>
15:00-16:51 <プログラムA>
17:10-18:51 <プログラムB>
12/13(月)
13:00-14:51 <プログラムA>
15:10-16:51 <プログラムB>
17:10-19:01 <プログラムA>
12/17(金)
13:00-14:41 <プログラムB>
15:00-16:51 <プログラムA>
17:10-18:51 <プログラムB>
12/18(土)
13:00-14:51 <プログラムA>
15:10-16:51 <プログラムB>
17:10-19:01 <プログラムA>
12/19(日)
13:00-14:41 <プログラムB>
15:00-16:51 <プログラムA>
17:10-18:51 <プログラムB>
12/20(月)
13:00-14:51 <プログラムA>
15:10-16:51 <プログラムB>
17:10-19:01 <プログラムA>
12/24(金)
13:00-14:41 <プログラムB>
15:00-16:51 <プログラムA>
17:10-18:51 <プログラムB>
12/25(土)
13:00-14:51 <プログラムA>
15:10-16:51 <プログラムB>
17:10-19:01 <プログラムA>
12/26(日)
13:00-14:51 <プログラムA>
15:10-16:51 <プログラムB>
17:10-19:01 <プログラムA>
上映作品
1 『不随意の共同体―現代家族』
ある家族のアイデンティティや関係性を維持するためには、その家族だけが理解する作法やルールがある。フィリピン、タイ、インドネシアに暮らすさまざまな階層の家族に取材し、その作法やルールの持つ法則性を10編の日常的かつ些細なエピソードから捉える。それらは時に、文化的背景や世代間の断層となって顕在化する。
助成:日本財団APIフェローシップ
I「一週間に一度」Always Once a Week / 5分30秒
バンコク、仏教寺院の生活保護区で収録。幼い娘と父親は、毎週必ず同じ場所で五分間だけ髪を切る。
II「アレックスの作法」Alex's Manners / 3分08秒
フィリピン・ルソン島北部の町に婿入りしたアレックスに残る南部の習慣とは。
III「読書の時間」Time for Reading / 3分55秒
「信仰心は年齢についてくる」・・両親はいつまで寛容でいられるのか。
IV「二人暮らし」Life with Two / 4分30秒
立退きを勧告されている住宅。しかし、一人の住人にとっては思い出以上に大切なものはない。
V「本質的代役:マニーの場合」Essential Substitute; Manny's Case / 3分54秒
フィリピンでは人口の10人に一人が海外で働いている。
VI「アリ・ディナの野望」Ali Dina' s Ambition / 3分10秒
最近のジャカルタでは、多数派の世俗的信仰から離れて原理主義に憧れる若者も多い。
VII「ウインドチャイム」Wind Chime / 3分24秒
バンコクの下町に自然発生したコミュニケーション・センター
VIII「礼拝の朝 」Morning of Worship / 3分23秒
メトロマニラに住む全員女性の三世代同居家族のスナップ。
IX「ガリブ家の記念日」Anniversary of Ghalib Family / 3分27秒
次男のガリブが突然思いついた記念日。
X「羽と卵」Shuttlecock and Eggs / 4分02秒
週末ごとに帰宅する姉妹。恒例の行為に宿る幸福感。
2『Journey to be continued -続きゆく旅-』
本作品は、監督の岩井成昭が岐阜県可児市に滞在し、美術表現を用いたアプローチで外国につながる青少年との対話を試みた記録である。用意された巨大なキャンバスに彼らは躊躇うことなく向き合い、色や形で見るものを圧倒するような表現を生み出していく。そこには彼らの本国における経験や日本の暮らしに対する不安や希望が交錯する。
監督:岩井成昭 監督補佐:西村明也 制作:Sin Titulo 田室寿見子
製作:NPO法人可児市国際交流協会 助成:一般財団法人自治体国際化協会 / 可児市
3『Self-portrait by the others』
1)「Self-Portrait by the others PART ONE」Self-Portrait by the others PART ONE / 2018年 / 8分08秒 / HD / ビデオ
ハワイ大学マノア校美術専攻学生10人によるワークショップの記録。100人の顔から自由にパーツを切り出しコラージュした自画像の解説。
2)「Self-Portrait by the others PART TWO」Self-Portrait by the others PART TWO / 2018年 / 9分35秒 / HD / ビデオ
ハワイは世界に誇る「多様性統合のモデルケース」になるはずだと考える3人の学生。彼らが語る、ハワイにおける自身の生活とこの地への希望。
4『多文化共生プロジェクト 2012 顔・ペルソナ』可児市文化創造館 Ala 公演のための映像
1)「ルセリアとケン」Lucelia & Ken / 2012年 / 8分06秒/ SD / ビデオ
タイトルロールの日系ブラジル人夫妻に本国における出会いのエピソードを取材。そのエピソードをワークショップ参加者で大胆にアレンジし、無声映画風に映像化した。
2)「ペルソナ」Persona / 2012年 / 7分35秒 / SD / ビデオ
自分自身を「周囲と違う」と感じた、日本とブラジルのローティーンたち。それぞれの反応からは二人の文化背景の差異が垣間見える。
プレスリリース第2弾を配信しました
2021.10.28
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