\好評につき、追加イベント開催決定!/

もっと知りたいIMM東京 多国籍美術展

公募展 アーティスト・トーク

海外ルーツを持つ表現者たちから作品をプロ・アマ問わず公募し、全国から集まったなかから38点の作品を北千住BUoY 2階 公募展スペースにて展示しています。その作品や日々の活動について、出展者たちが会場でお話しします。来場者も交えた意見交換など、参加者同士の交流の場にもなることを願っています。ぜひ、会場へ足をお運びください。

日時:2021年12月25日(土)15:00〜16:30(予定)
会場:北千住 BUoY 2階ギャラリー(足立区千住仲町49-11)
ゲスト:Golmaryam Masood Ansari, Lyle Nisenholz, INHO(予定)
進行:岩井成昭(美術家、IMM東京 主宰)
定員:15名(申込不要・当日先着順)
入場料:無料

※日英通訳あり
※新型コロナウイルス感染症等の状況により、プログラム内容は変更になる場合がございます。


東京都足立区を拠点に展開するアートプロジェクト「イミグレーション・ミュージアム・東京(以下、IMM東京)」が発信する多文化社会をテーマにした多国籍美術展。ついに、会期中のイベント開催が決定しました!お誘い合わせのうえ、ご参加ください。

開催概要

1. 多文化社会とオリンピック

日時:2021年12月11日(土)19:00~21:00(開場18:30)
会場:東京藝術大学 千住キャンパス 第7ホール
ゲストアーティスト:岩根愛(写真家)、高山明(演出家・アーティスト)、李晶玉(美術家)
モデレーター:岩井成昭(美術家、IMM東京主宰)
定員:60名(事前申込優先) ※当日も余裕があれば参加可能

2. アート×SDGsの可能性 -アートは社会になにをなげかける?-

日時:2021年12月19日(日)19:00~21:00(18:30開場)
会場:東京藝術大学 千住キャンパス 第7ホール
ゲストスピーカー:近藤やよい(足立区長)、日比野克彦(アーティスト、東京藝術大学美術学部長)
コメンテータ―(オンライン):岩井成昭(美術家、IMM東京主宰)
モデレーター:熊倉純子(東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授)
定員:60名(事前申込優先) ※当日も余裕があれば参加可能

3. 写真で観る内なる国際化?!─名越啓介スライドトーク『Familia 保見団地』─

日時:2021年12月25日(土)19:00〜20:30(18:30開場)
会場:東京藝術大学 千住キャンパス 第7ホール
ゲスト:名越啓介(写真家)、岩井成昭(美術家、IMM東京主宰)
モデレーター:熊倉純子(東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授)
定員:60名(事前申込優先) ※当日も余裕があれば参加可能

お申し込み方法

下記ウェブフォーム、お電話、またはメールにてお申込みをお願いします。

[WEBフォーム] https://aaa-senju.com/contact
[電話] 03-6806-1740(13:00~18:00、火曜・木曜除く)
[メール] info@aaa-senju.com
件名に「①多文化社会とオリンピック」「②アート×SDGsの可能性」「③写真で観る内なる国際化」①~③のから参加を希望するイベントをご記入いただき、代表者氏名(ふりがな)、参加人数、ご連絡先(電話番号・メールアドレス)をお伝えください。

※「info@aaa-senju.com」からのメールを受信できるように設定してください。
※ 個人情報は厳重に管理し、本事業の運営およびご案内にのみ使用します。
※ プログラム内容は変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

出演者プロフィール

岩根愛|Ai Iwane(「作品展」ゲストアーティスト)

1975年東京都生まれ。1991年単身渡米、ペトロリアハイスクールに留学し、オフグリッド、自給自足の暮らしの中で学ぶ。帰国後、1996年より写真家として活動を始める。ハワイ移民を通じた福島とハワイの関わりをテーマに、2018年『KIPUKA』(青幻舎)を上梓、第44回木村伊兵衛写真賞、第44回伊奈信男賞受賞。離れた土地の見えないつがなりを発見するフィールドワーク的活動を続ける。最新作品集に『A NEW RIVER』(bookshop M)。

高山明|Akira Takayama(「作品展」ゲストアーティスト)

1969年生まれ。アーティスト・演出家。2002年、演劇ユニットPortB(ポルト・ビー)を結成。既存の演劇の枠組を超え、実際の都市を使ったインスタレーション、ツアー・パフォーマンス、社会実験プロジェクトなど、現実の都市や社会に介入する活動を世界各地で展開している。 近年では、美術、文学、観光、建築、教育といった異分野とのコラボレーションに活動の領域を拡げ、演劇的発想を観光や都市プロジェクト、教育事業やメディア開発などに応用する取り組みを行っている。
http://portb.net/
Photo: 奥祐司

李晶玉|Jong Ok Ri(「作品展」ゲストアーティスト)

在日朝鮮人3世という立場から、国家や民族に対する横断的な視点を足がかりに制作を展開している。古典絵画の構図や象徴的なモチーフを借用し、マジョリティの文脈や構造にアプロー チをかける試みを行っている。

岩井成昭|Shigeaki Iwai(イミグレーション・ミュージアム・東京 主宰)

国内外の特定地域における環境やコミュニティーの調査をもとに多様なメディアで作品を制作し、国際展やAIRを中心に発表。1990年代から多文化状況をテーマに、欧州、豪州、東南アジアにおける調査を進める。2010 年からはプロジェクトベースの「イミグレーション・ミュージアム・東京」を主宰。その一方で拠点を秋田に置き、秋田公立美術大学大学院複合芸術研究科の新設に参与したほか「辺境芸術」を標榜するなど様々な活動を並行して進めている。秋田公立美術大学教授、東京藝術大学非常勤講師。

日比野克彦|Katsuhiko Hibino(東京藝術大学 美術学部長・教授)

アーティスト、東京藝術大学美術学部長・美術学部先端芸術表現科教授。岐阜県美術館館長。日本サッカー協会社会貢献委員会委員長。1958年日本・岐阜県生まれ。1984年東京藝術大学大学院修了。1982年日本グラフィック展大賞受賞。1986年シドニービエンナーレ参加。1995年ベネチアビエンナーレ参加。2003年〜越後妻有アートトリエンナーレ参加。2010年〜瀬戸内国際芸術祭参加。2013〜15年六本木アートナイト、アーティスティックディレクター。平成27年度芸術選奨文部科学大臣賞(芸術振興部門)受賞。2015年より東京で始動した「TURN」や、2021年東京藝術大学大学美術館で開催された「SDGs×ARTs」展の監修も務める。

近藤やよい|Yayoi Kondo(足立区長)

青山学院大学大学院経済学博士前期課程修了。警視庁警察官、税理士、東京都議会議員を経て、2007年6月、足立区長に就任。現在、4期目を務める。

熊倉純子|Sumiko Kumakura(「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」プロデューサー)

東京藝術大学音楽環境創造科教授、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科長。パリ第十大学卒、慶應義塾大学大学院修了(美学・美術史)。(社)企業メセナ協議会を経て2002年より現職。アートマネジメントの専門人材を育成し、取手アートプロジェクト(茨城県)、アートアクセスあだち 音まち千住の縁(東京都)など、地域型アートプロジェクトに学生たちと携わりながら、アートと市民社会の関係を模索し、文化政策を提案する。著書に『アートプロジェクト 芸術と共創する社会』(監修、水曜社、2014)、『アートプロジェクトのピアレビュー 対話と支え合いの評価手法』(監修・編者、水曜社)など。

名越啓介|Keisuke Nagoshi(写真家)

1977年奈良県生まれ。大阪芸術大学卒。UM所属。 19才で単身渡米し、スクワッター(不法占拠者)と共同生活をしながら撮影。 その後アジア各国を巡り、2006年に写真集『EXCUSE ME』を発表。 雑誌やカタログ等で活躍する一方で、その後も写真集『SMOKEY MOUNTAIN』、『CHICANO』、『BLUE FIRE』などリリース。 はじめて国内を題材にした『Familia 保見団地』では『写真の会』賞受賞。 2019年8月『バガボンド インド・クンブメーラ 聖者の疾走』、2021年4月最新写真集『ALL.』発売。